野口あや子さんの『新彗星 vol.3』掲載作品「Re:Re:Re:白梅」のレポートを担当する。
別れを巡るストーリー性と視覚をキーワードにまとめた。
性愛歌。うたってうたってうたったら私に欲情してくれまいか
誰に対して優しいのだろうこのひとは珈琲いつも少し残して
大嫌いとはっきり言えば言うほどに組み癖のある脚のくるしさ
ぼろぼろの挽き肉食べてまたという君を蔑みきれないでいる
千円札つまんでひらひらする仕草さみしすぎると目をあけていた
『新彗星 vol.3』巻頭は笹井宏之さんの追悼特集。
別れを巡るストーリーは笹井さんとのお別れにもかすかにリンクしていると感じた。
学生時代からも「誤読の女王」の異名を取るわたくしとしては、
レポートや評論会など「読み」を披露する場は正直苦手なのだけど、
上に提示した一首目のうたにどうしようもなく心を衝かれて
今回引き受けたのだった。
歌会で大辻隆弘さんご本人と『時の基底』についてお話しする機会があった。
最近、短歌の時流に積極的に触れたいと思っている。
この場所で小さく尖っていてはだめだと感じているからかもしれない。
次号新彗星で新作を発表するけど、
育休という名のロングバケーションが明ける前に
大きい創作に取り組みたい!という気持ちが高まっている。
まだ熱を帯びているのをたしかめる 夜風に戦ぐ電信柱
(なお)
【日記の最新記事】





